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この記事をおすすめする方
- 「デュアルディスプレイ」に興味がある方
- 「デュアルディスプレイ」を使ってのメリット、デメリット
- 今後「マルチディスプレイ」にするべきか悩んでいる方
デュアルディスプレイとは

簡単に言えば、パソコンでディスプレイを2枚繋げて、1枚のディスプレイとして利用することです。
これにより、一枚のディスプレイでブログやソフトを使いながら、もう一枚のディスプレイでインターネットで情報を調べたり、画像の表示をしたりを「キーボード」と「マウス」一つで行うことが出来ます。
ちなみに3枚のディスプレイを繋ぐ場合は「トリプルディスプレイ」、4枚以上を「マルチディスプレイ」「マルチモニター」などと呼びます。
デュアルディスプレイを2年間利用してみての感想
デュアルディスプレイに変えてから、早2年ほど経ちました。
当初はシングルディスプレイを当たり前に使用していて、1枚だけでも不便だなと思ったことはありませんでしたが、「作業効率化」という点において、かなりの変化がありました。
一応、下に現在使っている2枚のディスプレイのリンクを貼っておきます。




ちなみに、ディスプレイの解像度が「フルHD」と「4K」と別々のものを使うメリットは無いですw
※私の場合は安いフルHDをまず購入して、数か月後にデュアルディスプレイの目的で価格が手頃だった4Kを購入するという形になったため違いが出ました。そもそも、フルHDを購入した時点ではデュアルディスプレイにする予定が無かったというのもあります^^;
なので、もしこれから「デュアルディスプレイ」を検討される方は解像度は揃えた方が無難と思います。(フルHD2枚、もしくは4K2枚など)
(また、ディスプレイサイズの違いはブログなどではそこまで支障はないかもしれませんが、ゲームなどで「トリプルディスプレイ」などを検討されている方はサイズも揃えておかないと使い物にならないので同じサイズのものを買っておくと後悔が少ないと思います。(3枚とも4kの24インチなど))
後、ディスプレイのサイズに関してですが、「21.5インチ」も「23.8インチ」も極端にはサイズは変わりません。
他のサイトで、ゲーム用のディスプレイとしては大きければ大きいほど敵を視認しやすいから良いが、大体24~27インチほどは欲しいと書いてありました。(たまたま目についただけですがw)
私個人としては、「24インチ」あれば、何をするにしても小さすぎず大きすぎずで良かったかなと思ってます。
・・・というわけで、デュアルディスプレイを2年使ってみての評価について書いていきたいと思います。
デュアルディスプレイのメリット
画面を切り替える回数が格段に減る
理屈で考えれば当たり前と思うでしょうが、シングルディスプレイに慣れていた時は、それはそれで不便さを感じたことはありませんでした。(人間とは良くも悪くも慣れる生き物なんですw)
しかし、デュアルディスプレイにすることで、作業用の画面(絵を描いたり、ブログを書いたり、動画編集をしたり)をフルスクリーンで作業しながら、もう一枚のディスプレイでフォルダを開いたり、画像を開いたり、インターネットで調べものをしたりと、画面切り替えの煩わしさを感じずに作業に集中することが出来るようになりました。
正直、たかがディスプレイが1枚増えるだけと思うかもしれませんが、圧倒的に作業でのストレスが減ります。そして、作業効率も上がります。
是非、興味のある方はお試しください。
作業用ディスプレイに必要なものをコピペやドラッグしやすい
ディスプレイが2つあれば、作業用画面(絵を描いたり、動画編集する画面)に支障を出すことなく、参考資料を探すことが出来ます。
なので、画面が重なって、使いたい画面を表示しづらいということも減ります。
作業用とは別のディスプレイで開きたいものをフルスクリーンで開くことが出来るので、作業用の画面にコピペやデータをドラッグしやすくなりました。
もう一枚のディスプレイで参考画像を見ながら、作業できる。
私は絵を描いたり、3DCGソフトを使っているので、参考資料を見ながらの作業が出来るようになったことが大きかったです。
さすがに、1枚のディスプレイだけで、半分作業用、半分参考資料用というのは使いづらいですからw
ブログを書く際にも、他の人のブログや、ネット上の情報を参考にしながら、ブログを書いたりすることも便利でした。
ゲームの録画をしやすい
一枚のディスプレイでゲームのプレイ画面を録画し、もう一枚のディスプレイで録画の設定を行うということがやりやすかったです。
録画の画面を録画のためだけに利用できるというのは、ストレスが少なくて良かったです。
デュアルディスプレイのデメリット
基本的に「作業効率が上がること」をメリットとして感じない人はデメリットしかない
結論から言うと、「作業効率が上がること」をメリットと思わなければ、デュアルディスプレイはデメリットしかありません。
「電気代が上がる」、「場所をとる」「大き目の机が必要」「場合によってはモニターアームが必要」「もう一台分のディスプレイ代がかかる」などなど、負担は増えますが、それ以上に作業に対して、「ストレスが減る」「時短になる」というメリットがあります。
「お金」よりも「時間」を重視する人にはおすすめですが、「時間」よりも「お金」がもったいないという気持ちが強い人はデメリットしかないと思います。
デュアルディスプレイにすることによる負担が増える
デュアルディスプレイにより、負担が増えるものがあります。ざっくりですが、いかに記載していきたいと思います。
・電気代がディスプレイ1台分増える
・ディスプレイ1枚の購入費用
・ディスプレイ1台分のコンセントが必要
・大き目の机が必要になる(床に設置する人は不要)
・場合によってはモニターアームも必要になる(幅の狭い机に設置する場合など)
・・・などなど
メリットは大きいですが、当然その分費用がかかります。
トリプルディスプレイや、4枚以上のマルチディスプレイについて思うこと
私自身、今まで「デュアルディスプレイ」を使ってみて、「もっとディスプレイを増やしたい」と感じたことはほとんどありませんでした。
その理由として・・・
・ガチゲーマーではないので、ゲームで「トリプルディスプレイ」で無くても困らなかった
・株などの「デイトレード」をすることも無いので、その点でも困らなかった
・何より「シングルディスプレイ」と「デュアルディスプレイ」の変化が大きかったので、それだけでも十分満足だった
という自分自身の使い方によるところもあると思います。
しかし、最近、絵を描く際に「PureRef」という画像貼り付けツールを利用してみて、もう一枚ディスプレイがあった方が「PureRef」をいちいち移動しなくても良かったり、サイズ変更をしなくても良くなって便利かもと思うようになりました。
PureRef, the simple reference image viewer. PureRef

あくまでも私個人の考えですが、ディスプレイを増やす一番のメリットは「作業領域が増える」ことによる「画面切り替えの回数が減る」ということに尽きると思ってます。
基本的にディスプレイが増えれば増えるほど「作業領域が増える」ので、「画面の切り替え頻度が減る」のですが、その分ほとんどのディスプレイが放置状態になってしまうと思うので、何となく無駄が多い気がしました。
強いて言えば、株などで「デイトレード」をする人にはより多くのモニターがある方が良いのかもしれませんが、私自身は普段しないので下手なことは言えません。
まとめ
・・・というわけで、デュアルディスプレイを約2年使ってみての感想でした。
正直言えば、購入当初から現在まで、「デュアルディスプレイ」で不満を感じることはありませんでした。もちろん、「シングルディスプレイ」に慣れている人が「シングルディスプレイ」のままでも不満を感じないと言ってるのと同じで、慣れという部分に左右されてしまうとは思いますがw
この記事を書こうと思ったきっかけは、「PureRef」という画像を画面上に貼り付けておけるツールを利用した時に、「もう一枚ディスプレイがあると便利かも・・・」と感じたからですね。
PureRef, the simple reference image viewer. PureRef

基本的にインターネットで調べものをしたり、画像や動画を1つ表示させるだけなら「デュアルディスプレイ」でも全く不満は感じませんでしたが、「PureRef」に貼り付ける画像をもってくるためのサイト表示やフォルダの表示をもう一つのディスプレイで出来たら便利だなぁと感じました。
1回分だけで考えると、すごくささいなことですが、画面の切り替えや画面のサイズ変更などをやる回数が増えれば増えるほど、比例して膨大な時間になってしまいます。
今後、もう一台ディスプレイを増やす機会があれば、また記事にしたいと思います。
閲覧ありがとうございました!