ライフ

【注意点】「専門学校」の「学校見学(オープンキャンパス)」に行かない方が良い4つの理由

当記事では、今後「専門学校」への入学を検討している方に向けて私なりのアドバイスをしたいと思います。

私はこれまで2回ほど「専門学校」を卒業しています。

その経験上感じたことを書いていきたいと思います。

「専門学校」の見学には行かない方が良い理由

「学校見学」はほぼ100%学校側にしかメリットが無い

はっきり言えば「学校見学」はほぼ100%学校側にしかメリットがありません。

見学者側には実はほとんどメリットがありません。

もちろん見学者側としては、「良い雰囲気なのか?」とか「どんな環境なのか?」とか「カリキュラムについてもっと知りたい。質問がしたい。」、「実技も体験できるのであればやってみたい」などなど、

色々な思いで見学しに行くとは思うのですが、

結局その体験によって「学校に数年間在学し続けてプロや就職を達成できるのか?」という疑問に対する答えにたどり着くことは不可能です。

「返報の法則」で「罪悪感」を持ち帰るだけになる可能性が高い

「学校見学」の大きなデメリットの一つです。

「学校見学」では昼食として「ハンバーガー」が出されたり、来客として暖かく迎え入れてもらえますが、

それはあくまでも「学校見学」の内だけです。

一時的にでもそういう扱いを受け「申し訳ない」などの「罪悪感」という気持ちを植え付けられたまま自宅に持ち帰ることになり、

結果その「学校」に入学しようかなという気持ちにさせられるわけです。

「返報性の法則(返報性の原理)」とは、相手から受けた好意などに対し「お返し」をしたいと感じる心理のこと。

要は、昼食に「ハンバーガー」を出してくれたり、来客として暖かく迎え入れてもらえたことに対して一種の「罪悪感」のような気持ちにさせられてしまう。

この程度のことで高額な「専門学校」の入学を決断するのは考えられないと思うかもしれません。

しかし、人間は自分が思ってる以上に「人生の選択」を「感情」で左右させられることが多いです。

「学校見学」に行く前は全ての学校を平等に見ていたはずなのに、「学校見学」に行ったことによってこの「返報性の法則」が働き、

「この学校には良くしてもらったからこの学校にしようかな」という安易な選択をしてしまう可能性が高まります。

私自身、学校見学に行く前は「どんな学校なのか見てみよう」ぐらいの気持ちだったのですが、実際に行くと結構「罪悪感を感じる程度の対応」をされるので、

「専門学校に行くかどうかの判断をするために学校見学に行く」ということは冷静な判断が出来なくなってしまうのでおすすめしません。

「悪い部分」を見つけることは100%不可能

100%と言い切ったのは、一日のほんの数時間いるだけで「悪い部分」が見つけられる訳が無いからです。

むしろ、上記にも書きましたが「罪悪感」を持ち帰らされるだけの可能性の方が高いです。

この点はどこの「学校見学」に行こうが変わりません。

なので、「悪い部分」を見つけるために「学校見学」に行こうと思っているのであればやめましょう。

「学校見学」と「在学中」のイメージは全く違う

「自分にこの学校が合っているのか?」とか、

「嫌な教師はいないのか?」とか、

「生徒は意欲的に続けられているのか?」とか。。

そんなことは「学校見学」では判断できません。

だって、「学校見学」と「在学中」のイメージは全く違うからです。

正直「学校見学」の方が一時的に行くだけなので「良い印象」が強く残ると思います。

そして実際に「在学」するとなると「数年間」そこに居続けることになるので、どんどんその時の感動は薄れ、結果「なんか違った」という気持ちになっていきます。

なので「学校の印象やカリキュラム」などよりもむしろ「あなた自身がそこまでしてプロや就職がしたいのか?」という自分自身の気持ちの方が重要なのです。

「学校見学」に行くメリットは特にない

「学校見学」に行くメリットは特にありません。

そのぐらい上記に書いたようなデメリットの方が強いからです。

少なくとも「専門学校に行くべきか?」を判断するために「学校見学」に行くことは絶対におすすめしません。

本当に重要なのは「専門学校に入ることでその分野のプロや就職が出来るのか?」よりも、あなた自身が「そこまでしてその分野のプロや就職をしたいのか?」ということです。

もし適当な理由で「学校見学」に行くだけならそれは「面白そうだから行く」だけというのが本心ではないでしょうか?

また、「ヤフー知恵袋」などで「専門学校 やめたい」などで調べれば多くの在学中の方のリアルな感想が見られます。

ここに書かれている人の多くの方も「学校見学」に行かれていると思います。

でも「やめたい」となってしまうのは、結局「学校の雰囲気」は良かったけど、「自分自身にはそこまでの情熱は無かった」ということなのです。

もっと言ってしまえば「学校の雰囲気の良さ」という印象は数カ月で消えます。

その結果、数カ月経てば「そこまで情熱のない自分自身に気付かされる」ことになります。

なので「学校見学」に行くことによるメリットよりもデメリットの方が圧倒的に強いと思っておいた方がいいでしょう。

最期に

この記事で言いたかったこと、それは「学校見学で専門学校に行くかどうかを決めるのは無意味です」という事です。

記事内でも書きましたが「ヤフー知恵袋」などで「専門学校 やめたい」と調べれば在学者のリアルな感想を見ることが出来ます。

もしあなたがこの人たちと同じような失敗をしたくないのであれば、是非「学校見学」で専門学校に行く決断をすることだけはやめましょう。

下手に「学校見学」に行っても無駄な「交通費」と「罪悪感」が発生するだけです。

当記事を読んで、これから「専門学校」への入学を検討している方に少しでも役に立てば幸いです。

閲覧ありがとうございました。

-ライフ
-