レビュー

【評価】ド素人が統合型3DCGソフト『MODO』を10日間使ってみた感想

2月 27, 2020

この記事は約9分で読めます。

 

注意ポイント

あくまでも、3DCGソフト初心者の評価です。その点をご理解して頂ける方のみお読みください。

 

エロアニメーションが作ってみたい!!

 

そんな願望から、3DCGソフトに興味を持ちました。(どうでもいい前置きですがしばらくお付き合いください)

ネットで情報を調べたところ、統合型3DCGソフトには、MAYA、3DSMAX、LightWave、Blender、Cinema4Dなどなど色々なソフトがあります。

そんな中で、興味を持ったソフトの一つが『MODO』というソフトです。

 

個人で使いたいということもあり、一番重要視しているのはやはりコストパフォーマンスでした。

 

参考

この『MODO』(現在のバージョンはMODO13)というソフト、値段は248000円。(2020年2月26日現在)

※ただし、メンテナンスは1年間のみなので、購入してから1年経った後、翌年以降もアップグレードをしたい場合は1年間毎で56800円。(当たり前ですが、任意なので払わなくても現バージョンでは永久に使い続けられます。)

 

・・・・ぶっちゃけ高い・・・(´・ω・`)

 

・・・とはいえ、MAYAや3DSMAXなどの月額料金に比べれば、一度払えばその後のアップグレードは任意なのでコスパは良いかなと思います。

 

そんなこんなで、安くは無いソフトなのですが、体験版が30日間利用できるということなので利用させて頂きました。本も1冊購入して試してみました。

そして、これまで約10日間利用してみての感想を書いていきたいと思います。

 

⇒『MODO』の体験版のダウンロードはコチラから

とりあえずの評価

まず、使ってみての感想なのですが、良いか悪いかと言われたら・・・「悪くはなかった」です。

3DCGソフトのフリーソフトで有名な『Blender』というソフトがありますが、自分自身まだ使ったことは無いのですが、噂では「使いづらい」という評価をちらほら聞きます。

そういう「使いづらい」という感覚はこの『MODO』ではあまり感じませんでした。

とはいえ、あくまで「使いづらくは無い」というだけで、「簡単」というわけではないので予めご了承ください。

私自身、今まで3DCGをまともに使ったことのないド素人なので、専門用語や機能など全くの初体験ということもあって、「簡単に使えた」というわけではないです。

ただ、「操作性」に関しては、「なんでこんな変なところにこんな設定項目があるの?」とか、「うわ、やりづらい・・・」という感覚は少なかったです。(もちろん、本を読みながらやっていたこともあるとは思いますが。)

 

メモ

この『MODO』はモデリングにおいては評価が高いというだけあって、モデリングに関しては「アクションセンター」や「作業平面」など、便利な機能が多くありました。モデリングに関しては、(特に)個人レベルなら十分不満がないんじゃないかなぁと思います。

アニメーションに関しても、個人的には悪くは無いと思いましたが、他のソフトと比較したわけではないので、この点に関しては「悪くはなかったと」いう評価しかできないです。

インターフェースについて

まずインタフェースに関してですが、上部にメニューバー(ファイル、編集など)、その下に、工程ごとのタブ(MODO、モデル、UVなど)があります。

左側には、作業用ツール(移動や拡大縮小、立方体、円柱の作成、分割、結合など)がまとめられています。

中央は作業用のビュー、右上部にはシーンやシェ―ツリーなどがレイヤー構造で並べられています。

その下はプロパティなどの詳細情報や、各アイテムの設定の変更などが行えるものがまとめられています。

 

正直初めは、本を読まないと、何がどんな用途のためにあるのか全く分かりませんでしたが、慣れてくれば、こういうものは大体この辺にあるという感じに上手くまとまってて、直感的に作業を行うことが出来ました。

・・・もちろん、機能とか、設定項目はかなり多いので、使いこなすのは難しいですけどね^^;

特徴その1「アクションセンター」

特にモデリングに関して便利だと感じた機能の一つが「アクションセンター」です。

ポリゴンなどの「移動」「拡大縮小」「回転」などを行える「ツールハンドル」の「センター(表示位置)」や「アクシス(向き・方向)」を指定できる機能ですね。

基本的にツールハンドルは、「XYZ軸」に平行な形で矢印が表示されるのですが、そのツールハンドルの矢印の向きを状況によって変えられる機能です。

↑通常のツールハンドル

↑アクションセンターでセンターとアクシスを「エレメント」に変更した場合

 

上の画像だとイマイチ良さが分からないと思いますが、要は家の斜めになっている屋根など、「XYZ軸」に対して斜めになっているポリゴンなどを、そのポリゴンの向きに合わせて簡単に平行に移動させたりできます。

パターンは「原点」、「ローカル」など10種類以上。また、「センター(表示位置)」か「アクシス(向き・方向)」の片方だけを指定したりすることも出来ます。

正直、全てのパターンを使いこなせてはいませんが、機能として便利なことだけは実感できた気がします。

特徴その2「作業平面」

 

この機能は一言でいえば、「グリッドをポリゴンの向きに合わせる」機能です。

これもアクションセンターと同じく、斜めになっているポリゴンなどに利用できる機能です。

 

 

本来、ポリゴンなどを斜めにすれば、グリッドに対しても斜めに表示されます。しかし、斜めのポリゴンを一枚選択した後に「作業平面」のボタンをクリックすれば、下の画像のように、斜めのポリゴンに合わせてグリッドの向きが変わってくれます。

 

 

「アクションセンター」と「作業平面」を組み合わせることで、ポリゴンの角度を気にせずに、好きな方向への移動などを簡単に行うことが出来るようになります。

特徴その3「レイヤー構造」

『MODO』はモデリングする際、Adobeの『PhotoShop』のようなレイヤー構造で作業します。

他のソフトがどういう構造なのかはよく分かりませんが、以下のように・・・

上に並んでいるものほど、設定などが優先されるような仕組みになっています。

初心者の私でも、直感的にどの項目でどの作業をしているのかが分かるので、かなりやりやすかったです。

特徴その3「スケマティック」

コチラは、アニメーション絡みの機能です。はっきり言って全く理解できていないのですが、「パラメータ」などを設定して、動く範囲などを指定できる機能です。

上の画像では「セットアップモード」で、「時計の針」の動きと、文字盤の上にある、扉からハトが繰り返し飛び出すように設定しています。

簡単に言えば、「何時になったら針が何度動くのか」ということと、ハトが飛び出す時に、「扉がどのくらいの角度まで開くのか」や、「ハトがどのくらいの位置まで手前に飛び出してくるのか」という設定を行っています。

正直、出来上がったものを見たら何となく分かるのですが、一からこれを作るとなると多少勉強しないと難しいです^^;

特徴その4「アニメーション」

『MODO』の体験版を使う前の情報では、以前の『MODO』ではモデリングの機能しかなかったということもあって、「アニメーション」に関してはあまり期待していませんでした。

正直、実際使った今も他のソフトより何が優れているのか、劣っているのかもよく分かってません。

ですが、露骨に不便だなという感覚もなかったです。(他のソフトに下手に慣れてないこともあって、普通に良かったかなという印象です。)

上の画像は、丸い球を、少しずつ、前にバウンドするように指定したものです。

『MODO』は「キーフレームアニメーション」ということで「指定した位置」の間は自動で補完してくれます。なので、2カ所位置を指定すればその間は自動で球が移動してくれます。

その移動の仕方を緩やかにしたり、キレを良くしたりすることももちろん出来ます。

アニメーションに関しては、単純な動きしか試していないので、複雑になればなるほど、やりづらいという感覚が強くなるのかもしれませんが、そもそもスキルのない私には何とも言えませんでした。

なので、アニメーションに関しては他のソフトと比較してみないことには良いとも悪いとも言えません。

おすすめする人

・これから個人で3DCGを始めたい方

(個人で始めるには十分なレベルです。仕事とかならMAYAなどの方が需要が多いのかもしれませんが、個人ならMODOも悪くないと思います。)

・統合型3DCGに興味がある方

(モデリングからアニメーションまで一通りのことは出来ます。)

・特にモデリングがしやすい環境が良いという方

(モデリングに関しては、慣れも必要ですが便利な機能が揃っています。)

良かった点

・モデリングは機能を使いこなせれば、不満がないと思った

・(あくまで個人レベルですが)統合型ソフトとして、モデリングはもちろん、アニメーションなども不満は無いレベルでした

(一応、悪い点として「アニメーション機能が複雑」と書いてますが、あくまで素人意見なので、慣れている人はこんなもんだろうと思うのかもしれません。)

・ソフトは全体的には割と軽いです。

(ただし、PCスペックにもよるので、一度体験版で試してみることをお勧めします。情報量を増やしたり、品質を上げたりすれば、それだけPCへの負担が増えるので一概に軽いとは言えないかもしれません。)

・直感的な操作感で使いやすかった

(決して使いこなすのが簡単というわけではありません。ただ、「使いづらい」という感覚は少なかったです。もちろん、他のソフトに慣れている人が使えば、「使いづらい」のかもしれません。)

悪かった点

・たまにショートカットキーが利かなくなった

(これだけで、このソフトを酷評するわけではないのですが、気になるレベルで利かなくなりました。ショートカットキーじゃなければ使えるのにショートカットキーでは使えない状況が多々ありました。)

・アニメーション機能は割と複雑な気がした。

(あくまでも素人意見なのですが、本を読みながらでも、なかなかに複雑な気がしました。他のソフトと比較したことが無いのでよく分かりませんが、アニメーション作りは割と大変だと思いました。このソフトの悪い点というより、もっと簡単にできないのかなぁという愚痴に近いですw)

まとめ

ざっくりとではありますが、『MODO』についての評価になります。

・・・値段に関しては買い切りとはいえ、ちょっと高いかなぁと思う部分もあります^^;

以前は10万程度で購入できたらしいのですが、いつの間にか25万になったみたいですね。(『MODO13』の場合。2020年2月27日現在。)

モデリングに関しては、このソフトは便利そうだなぁと思いますが、アニメーションに関しては、他のソフトと比較してみないと何とも言えません。

とはいえ、全く使いづらいソフトではないので、興味がある方は是非利用してみてください。

(もちろん、操作性は直感的ですが、機能を使いこなすとか、専門用語などを理解することは、難しいですw)

仕事で使いたい方はMAYAとかの方が将来的に良いのかもしれませんが、個人で特にモデリングが好きな方にはコスパの良い便利なソフトだと思いました。

 

⇒『MODO』の体験版のダウンロードはコチラから

 

 

長文になりましたが、ご覧いただきましてありがとうございました!

-レビュー
-, ,